
平成25年09月07日〜平成26年03月09日 41件
皇紀2673年10月25日 カートップがまた・・・
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今度は、カートップが再び歪んだ欧州車マンセーである。
CARトップ 12月号(’13)
http://www.kotsu-times.jp/cartop/magazines/ct1312
■ フィットvsライバル 四番勝負
にて
> STAGE 4 ベンチマークとなった欧州車と勝負! フィット vs ポロ
>
> 新型フィットの開発時、ベンチマークにしたのがVWポロ。
> 実際、性能はどこまで近づいているのか!?
> フィット開発時の基本グレードだった1.5Lとポロ最新のブルーGTを比べてみた
まぁ、こんな塩梅。
> フィットはよくも悪くも日本的に仕上がっている。
>
> フィットとポロの勝負の行方は、この外観にすべて現れているといって
> いいのではないだろうか。 手数で勝負するか、本質をドーンと突くか。
> 2台の考え方は、まるで真逆だ。
> 詳細は各写真を見てもらうとして、空間設計とテクノロジーはフィット、
> クオリティと走りはポロ。 それがガチンコで比較して得た、素直な印象である。
> 端的にいって、フィットはショールームでの第一印象、あるいは座った瞬間や
> 荷物を積み込むときなど、走っていないときにアピールするポイントが山ほどある。
> 室内は広くて開放的だし、荷室も大きい。
> タッチスクリーンを使ったナビなど、目をひくポイントもちりばめられている。
> 一方のポロは、生真面目で堅くてそういうアピールでは負ける。
> けれど一旦走らせれば、走りの“いいモノ感”は後出しのフィットも依然及ばない
> 圧倒的な高みにあると、すぐにわかる。
> 操縦フィーリングもシートのホールド感も、何もかも。
> 確かにパッケージングは平凡。
> けれど、それは大きな空間が欲しければゴルフをどうぞという割り切りが前提にある。
> 欲張らず、このセグメントに必要な要素を厳選した上で、
> その質を徹底的に磨き上げている。
> よって単純に優劣を論じていいかといえば、正直言って悩ましい。
> 最大市場の日本を向いたフィットと、ヨーロッパが主戦場のポロでは、
> ユーザーにもたらそうとしている“シアワセのカタチ”も当然違ってくるはずだからだ。
> ただし、それでもいっておきたいのは、そんな日本で、日本のユーザーを重視して
> 生み出されたはずのフィットが、ここ日本で走らせた感触でポロに負けてどうする?という
> ことである。 クルマは走ってこそという意識が薄いのでは?
> 一体ポロの何をベンチマークにしたの? そんな思いすら頭をもたげている。
> ちょっと厳しく書いたけれど、別にドイツ車万歳といいたいわけじゃない。
> むしろ逆。フィットは間違いなく日本を代表するコンパクトカー。
> 世界でも目覚ましい戦いをしてほしいと願うからこその愛のムチである。
> まだまだ、こんなもんじゃないハズ。そう信じているのだ。
バカバカしい限りである。
何でベンチマークにしただけで価格が1.66倍も違うクルマと同じ基準で比べられなきゃならないん
だ。
価格が158/263(≒0.601)なんだから、ポロのブルーGTを100点とした時に、60点取れていればイー
ブンだろ。 そこから1点でもフィットが上回ればフィットの勝ち,1点でもフィットが下回ればフィットの負
けだ。
記事の中に
フィットとポロ・ブルーGTの価格差を無視した比較に意味はないが、それでもフィットが
ポロ・ブルーGTをベンチマークにしたと聞くに付け、新型フィットがどこまでポロ・ブルーGTに
肉薄したのか比較してみたい。
と但し書きしてあるなら、まだ許せなくもないが、価格が1.66倍という全く以て別次元の商品を単純に
比較するのは、日本車叩き以外の何物でもない。
それに、
[ CHICK POINT ] 走りの質感は追いついたのか!?
という囲み記事の中で
> エコを強調したブルーGTにあえて17インチの大径タイヤを履かせてくるVWには、
> 発想の時点で負けている。
なんて書いているが、構造材が多くて製造に手間が掛かる(=自然に優しくない)高価格なロープロフ
ァイルタイヤをエコカーに履かせるのは、タダのバカだ。 特に日本の消費者の場合、欧州の消費者の
様に 「 エコなアタクシって素晴らしい 」 という自己満足の手段としてエコカーを買うのではない。 もっ
と切実なランニングコストの問題でエコカーを買う。 ロープロファイルタイヤはライフサイクルが短くて
高価だ。 私のエボ10なんか、245/40R18だから通販の安売りで買ってもポテンザRE11が1台分(4本)
で12万円強もした。 組み替え工賃と廃タイヤ手数料を合わせると約13万円である。 さすがにポロ・ブ
ルーGTの215/40R17はそこまでしないと思うし、ポテンザRE11のようなSタイヤ直前ハイグリップタイヤ
でなければもっと安いだろう。 しかし、それでも215/40R17なら、家計を握る山の神のこめかみに十字
の血管が浮くレベルのプライスなのは確実だ。
消費者はなけなしの金を使ってクルマを買い、維持しているのだ。
イニシャルコストもランニングコストも無視した記事なんか幾ら読んでも何の参考にもならない。
そんなものはメーカー社内の試乗テスト報告に留めてくれ。
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